後悔はするけど、これが俺の歩いている道です。これから歩んでいく道です。皆さんも沿道で見守ってみてください・・・。
登場人物紹介
名前のところでクリックできるものは、クリックすればもっと詳しい説明を見れますよ。(現段階では詳しい説明を入れると小説内でのネタバレが起こる恐れがあるので説明は入れていません)
前原 圭一(まえばらけいいち) ひぐらしのなく頃に、本編の「ほぼ」主人公。 昭和58年5月に東京から雛見沢に引っ越してきた転校生。
前原 伊知郎(まえばらいちろう) 圭一の父親。職業は画家。実は金持ちで、雛見沢にも大きな家を建てている。
前原 藍子(まえばらあいこ) 圭一の母親。律儀な正確で料理上手。推理小説マニアと言う一面も。
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どうもです。 今日の題はZARDの「星の輝きよ」より。 ランキング183位です。 右上のアイコンクリックお願いします! できれば、一日ワンクリックお願いします・・・(多分、これからもたまに更新できないんで・・・) では、今日は答ですね。
答は日本ハムのグリン投手でした!
では、追記より本題です。
飛び出せ。 世界は広く、深く、そして限りなく続いているのさ。
どうもです。 今日の題はレミオロメンの「スタンドバイミー」より。 ランキング200位です・・・。 やっぱ、更新してないと落ちますね・・・。 右上のアイコンクリックお願いします~~~!!!
では、問題です。 難易度:★★
問題 現在、交流戦での防御率1位の選手は誰でしょう?
現在ってのは俺が更新した6月22日のことです。 次の更新がいつになるか分からないので補足しときます。 では、追記より本題です。
どうもです。 今日の題はZARDの「負けないで」より。 ランキング94位です。 右上のアイコンクリックお願いします!
雑談の間NO.13を更新させていただきました! 皆さん、ご利用下さい~w
では、追記より本題です。
さて。 ここ、雑談の間では皆様に交流をしてもらうため、勿論俺も交流したいと言った内容からコメントの部分を雑談掲示板として開放する事にしました。 毎週日曜日くらいに新しくします。 コメント数が増えたらやりにくくなるとは思いますが、ご了承下さい。 注意事項としては・・・ 1:荒らし等の目的で書き込まない。 2:他人の傷つく事は言わない。 の2点です。 連レス・一行レス等はOKですができるだけやらないようにしてください。 話す内容は「雑談」なので何でもOKですよ。 これによって友達増えたらいいな~と思います。 是非是非ご利用下さい・・・。
後、ここに書き込む際に、友達チャットの使える時間を書き込んでもらえたら助かります
どうもです。 今日の題はゆずの「アゲイン2」より。 ランキング101位です。 右上のアイコンクリックお願いします! 今日は答ですね。
答はアニメBLEACHのエンディングテーマでした。
では、追記より本題です。
心のまま僕は行くのさ。 誰も知るこのできない明日へ。
どうもです。 今日の題はMr.Chirdrenの「Tomorrow never knows」より。 ランキング66位です。 右上のアイコンクリックお願いします~。 では、今日は問題ですね。
難易度:★★★
問題 「マイペース」・「サンキュー!!」・「LIFE」 この3つの曲の共通点は?
では、追記より本題です。
歩き出した迷子。 足跡の始まり、ここには命がある。
どうもです。 今日の題はBUMP OF CHIKENの「オンリー・ロンリー・グローリー」より。 では、今日は答ですね。
答は北海道日本ハムファイターズでした!
では、追記より本題です。
きっとずっとこのままなんだろう? それが二人の形なんだよ。
どもども。 今日の題はゆずの「ねこじゃらし」より。 ランキング50位です。 右上のアイコンクリックお願いします~。 では、今日は問題ですね。
難易度:★★
問題 前半戦、交流戦1位で折り返したチームはどこでしょう?
では、追記より本題です。
愛という言葉へ繋ごう。 手を繋ごう。 手を差し出すだけで良い。 俺がその手をつかむから。
どうもです。 今日の題はUVER worldの「Lump of Affection」 ランキング44位です。 右上のアイコンクリックお願いします。 では、前回の答。
答は、半ライスでした。
理由は88歳が米寿。 米を英語で言うとライスですね。 44歳は88の半分なのでライスを半分にして半ライスらしいです。 ・・・なんで俺はこれを出したんだろう・・・。 では、追記より本題です。
どうもです。 今日の題はHOME MADE 家族の「ミエナイチカラ」より。 ランキング60位です。 右上のアイコンクリックお願いします!
では、問題です。
難易度:★★★★★
問題 88歳の事を米寿と言いますね。 では、44歳は何と言う!?
えっと、コナンであったアガサ博士のくだらないギャグ問題です・・・。 思いつかなかったんでパクッちゃいましたw 漢字一文字、カタカナ三文字で答えてください。 では、追記より本題です。
大きな観覧車。 「花火みたいだね」って笑った君の横顔。 時間が止まって欲しかった。
どうもです。 今日の題はゆずの「桜木町」より。 ランキング74位です。 右上のアイコンクリックお願いします!!!
↓に雑談の間NO.12を更新しました。 皆さん是非、ご利用下さい・・・。
今日は問題なしで・・・。
では、追記より本題です。
さて。 ここ、雑談の間では皆様に交流をしてもらうため、勿論俺も交流したいと言った内容からコメントの部分を雑談掲示板として開放する事にしました。 毎週日曜日くらいに新しくします。 コメント数が増えたらやりにくくなるとは思いますが、ご了承下さい。 注意事項としては・・・ 1:荒らし等の目的で書き込まない。 2:他人の傷つく事は言わない。 の2点です。 連レス・一行レス等はOKですができるだけやらないようにしてください。 話す内容は「雑談」なので何でもOKですよ。 これによって友達増えたらいいな~と思います。 是非是非ご利用下さい・・・。
後、ここに書き込む際に、友達チャットの使える時間を書き込んでもらえたら助かります
どうもです。 今日の題はゆずの「超特急」より。 ランキング52位です。 右上のアイコンクリックお願いします! では、前回の答です。
答は紫でした。
理由は、この糸を漢字にすると・・・ 此の糸。 これを上下に合わせると紫になるからです。 ・・・納得してもらったかな? では、追記より本題です。
壊れるほど笑えばいいじゃん。 今夜は踊り明かそう。
どうもです。 今日の題はUVR worldの「HOME 微熱 39度」より。 ランキング48位です。 右上のアイコンクリックお願いします!!! では、問題です。
難易度:★★★★★
問題 一本の糸があります。 では、この糸は何色???
久々にパズルみたいなw では、追記より本題です。
いつかまた大きな波が貴方を連れ去ろうとしても、全ての力使い果たし守ってあげるから。
どうも。 今日の題はゆずの「いつか」より。 ランキング51位です。 右上のアイコンクリックお願いします!
カウンター11000超えました!
ありがとうございます~w これからもヨロシクお願いします!
では、今日はこれだけにして。 本題は追記より!!!
甘くないバレンタイン~亮輔・修編~
あれ?ここは・・・愛里にチョコをもらった公園?でも、何かが違う気が・・・。 「俺らでさ、どっちが愛里をお嫁さんにするか、勝負しないか?」 ・・・これは俺が子どもの頃の夢・・・? 「ハァ?何言ってんだ?」 「お前も愛里のこと、好きなんだろ?だったら勝負しようぜ。 どっちが愛里を振り向かせるか、俺とお前の一生の勝負だぜ?」
・・・俺はここで目を覚ました。相手は・・・誰だったんだろ? あの愛里からチョコをもらったバレンタイン、あの日から俺達ははれてカップルと呼ばれるものになっていた。 その1週間後くらいに修の方も学年のマドンナ的存在の女子と付き合いだしたらしい。 元々成績優秀、スポーツ万能、容姿端麗だから付き合うのも難しくなかったろう。 ・・・でも早すぎやしないか? だから、今は俺と愛里、2人だけで登校している。
「ねぇ、亮輔はもうサッカーやらないの?」 2人で登校し始めてすぐ、愛里は俺にそんな言葉をかけた。 俺は元々修と一緒にサッカー部に所属していた。 中学時代、俺はフォワード、修はディフェンダーとしてそこそこ有名な選手だった。 中学最後の大会はベスト4、3位決定戦に負けてるから4位だったけど、修は異例の最優秀選手賞に選ばれていた。 大体優勝チームから出るはずなのに、だ。ちなみに俺は得点王を取っていた。大会記録に後1点と迫る活躍を見せていた。 「あぁ・・・ヤル気はないよ。」 そんな俺も高校ではサッカーをやっていない。 理由は中学最後の練習試合だった。 俺と修は既にサッカーで有名な私立、今俺達が通っている学校にスポーツ推薦で入学することが決まっていた。 何度も国立に出ている高校でかなりの強豪校、そんな学校でも即戦力と言われていた。 俺は合格決定後の中学最後、思い出作りの練習試合に出場。出るだけのはずだった。 しかし、相手ディフェンダーの強烈なタックルにあい、利き足である右足の靭帯を断裂してしまった。 それによって長いリハビリにあう。勿論、入学直後は全盛期など足元にも及ばなかった。 最初の練習、得点王と最優秀選手ということもありかなり期待されていた。 修は期待通りの実力を見せる。が、俺は怪我の影響もあり、周りの選手にもついていけないようになっていた。 その実力に周りの選手達に俺はけなされ続けた。 『何で、お前が得点王?何で、お前が推薦組み?』と言ったように。 修は真実を言おうとした。しかし、俺は拒んだ。それを理由にして欲しくないといって。 結局俺は1ヶ月もしない内に退部。愛里が入るはずだった陸上部に入る。 しかし、愛里がサッカー部マネになったのを知り、結局陸上部もやめ、クラスで見せていた姿とは違い、悩み続けていた・・・のかもな。 「でも、修も戻って欲しいって。」 愛里が心配そうな顔で言って来る。 「今更戻ったってもう遅いよ。もう1年も終るんだぜ?ついていけねぇよ。」 「うぅん。」 愛里はそんな俺の言葉に対し、首を横に振った。 「アタシ、知ってるよ。亮輔、あの後ずっと隠れて練習してるんじゃないかな?」 「それは・・・」 確かに、俺はあの後地道に練習をしていた。誰にもばれないように。 またサッカー部に入りたいわけじゃなくて、アイツらを見返したいっていうそれだけなんだけど。 「今更戻ったって何にもならねぇよ。また繰り返させる気か?」 ・・・俺はできるだけ冗談じみて言った・・・はずだった。 でも、愛里にはそういう風に感じたようじゃないようだ。 「・・・ゴメンね。アタシがもっと早く入部決めて、支えてあげれればよかった・・・のかな?」 だんだん声が小さくなっていく。 ここまで愛里が気にしてるなんてな・・・。 「・・・悪い。もっとお前のこと気にかけてもの言うべきだった。」 「別にいいよ・・・。」 「でも、戻れない。戻る気はない。」 愛里の表情が曇っていく。 「今のところは、な!」 俺はそう付け加えた。これ以上愛里を曇らせたくなかった。 言っちゃ悪いが、戻る気はなかった。
その日の帰り、久しぶりに修と帰ることになった。修が話があるそうだったから。 愛里にチョコを渡してもらった、例の公園に入ったところで修は口を開いた。 「なぁ・・・サッカー部、戻ってこいよ。」 えっ・・・?またこの話かよ。 「愛里から聞いたぞ。戻ってくる気はあるんだろ・・・?」 愛里・・・余計なこと言っちゃって・・・。修だからか? 「悪いけど戻ってくる気はないよ。あれは、あの時、愛里の曇りを少しでも消したかったからさ・・・。」 「ハァ~・・・ラブラブだねぇ・・・。」 修が冷やかすように言う。目がいやらしい・・・。 「お前も付きあってんじゃん。彼女いるヤツの台詞じゃぁないだろ。」 「あぁ・・・そうかもな・・・。」 修の顔が暗くなっていく。何か、触れちゃいけないところに触れちゃったのか? 「そんなことより戻ってこいよ。待ってんだぞ?」 「待たれても困るな。もう無理だから。」 俺はそう言い捨てる。 そのとき、修が俺の襟につかみかかった。 修にしては珍しく、怒りをあらわにしていた。 「エッ・・・?」 「お前、忘れたのか!?忘れちまったのかよ!?」 忘れた?約束があった?何それ? 「約束したじゃねぇか!一緒に、国立行くって!お前、そこまで荒んじまったのかよ!」 修が少し涙ぐんでいる。 そのとき思い出した。中学の時だ。 この高校に推薦合格が決まったその日2人で誓ったものだった。 「でも、俺はもう・・・。」 ・・・それは怪我をする前の話、今の俺じゃ、スタメンどころかベンチすら・・・。 「マネでもいいから戻ってこいよ。そうすりゃ、俺が連れてくから。・・・な?」 ・・・それで約束が果たされるなら俺は入るつもりにはなった。 「一緒に行くんだろ?お前に連れて行ってもらっただけじゃ一緒にとは言わないジャン。 それじゃ、あの時誓ったものとは大分違って・・・。」 「何だ、覚えてんジャン!冗談きついぜ~。」 そういうと修は笑みを見せる。 俺は呆然と固まってしまった。 「お前、それでもいいなら入るとか言ってたらマジでぶっ飛ばしてるぞ?? でも、愛里にウソをつくのは許しがたいなぁ。愛里に行ったんならちゃんと戻ってこなきゃダメだろ?約束破ることより、俺の逆鱗に触れることになるぞ?」 と、顔は笑って言ったように見えたが、声は真剣そのものだった。 そんな時、今朝見た夢を思い出した。 確か・・・俺は、誰かと愛里をどっちがお嫁さんにするのかっていう勝負をすることになって・・・。 あの時の俺は軽く受け流した記憶がある。・・・それを怒られたっけ。 アイツ・・・誰なんだろ。 ・・・なんて、1人しかいないじゃないか。認めたくないのか? この目の前にいるじゃないか。 「・・・まだ諦めたわけじゃなかったのか?」 俺はちょっと暗めに聞いた。ここまで覚えていなかった自分にも嫌気がさした。 「あん?・・・諦めたよ。愛里はお前を選んだんだ。」 「・・・まだ好きだったんだろ?・・・違うか?」 分かっているのに、聞いてしまう自分がいた。 「・・・あぁ。下手したら今も、だな。」 ・・・ちょっと待て。 確か、愛里あの時『修に掃除を頼んだ』って言ってなかったか? ってことは何か? コイツは好きな相手が俺を追いかけようとしているのに。 愛里を止めようとしなかった。 それどころか・・・コイツの正確を考えりゃ・・・多分・・・愛里を行かせたんだろうな。 「なぁ・・・俺に貸しでも作る気だったのか?」 「あん?・・・そうだと思うならお前の目、もしくは頭は狂ってるな。 愛里はお前を選んだんだぞ?止められるわけないじゃん。 ・・・こうやって言うのは愛里にも悪いとは思うけどお前の勝ちなんだからな。」 コイツは・・・修は・・・約束を守ったんだ。 勝負だったけど、2人の約束。『愛里に自分を認めさせた方が勝ち』という約束だった。 自分の欲求よりも、俺との約束を・・・優先してくれたんだ。 「お前、本当にいいやつだな~。彼女が惚れるわけだ。」 「・・・冷やかしてるのか?冗談にならんぞ。」 「違う違う!マジだよ、マ・ジ!」 俺はそういい、手と首を懸命に横に振る。 「マジでいいやつだ、って思ったんだよ。」 俺は自分の顔でできる一番の真面目な表情で言った。 「・・・なんだよ、気持ち悪いな。そういうのマジで言うやつだっけか?」 そういう冷やかしを俺は無視する。 「サッカー・・・またやってもいいかな。」 俺はそう呟いた。 「ん?何か言ったか?」 どうやら修の耳には届かなかったらしい。 「サッカー・・・またやるよ。来年から戻る。」 その台詞に修は驚きの表情を浮かべる。 「・・・マジで?冗談じゃ・・・ねぇよな。」 「何か?冗談の方が言いわけか?ならやらないぞ。別にやらなくたっていいんだからな。」 そう言って俺は修に向かって胸を張ってみせる。 「いや、そんなわけねぇけど・・・なんで?今までイヤだったくせに。」 「俺だけ、わがまま言うわけにはいかねぇからな。それだけだよ。」 修はよく分からないような、?マークがたくさん頭に浮かんでいるような顔をしている。 コイツは自分の恋心を知りながら愛里に助言してくれたんだ。『早く追いかけろ』って。 修は自分よりも子どもの頃の約束を優先した。 修がやってくれたのに・・・俺が無視をするわけには絶対にいかない。絶対に・・・。 「・・・全く、1年も待たせやがって。遅すぎるよ。」 そう言って修は右手を差し出す。 俺はその右手を握り返した・・・。
~10年後~ ・・・2年のときは大変だった。 俺のことを貶したヤツらを見返すためにずっと練習続けたからね。苦しかった~・・・。 でも、そのかいがあって2年の冬にはレギュラーを取った。まぁ、俺の実力なら当たり前かな(笑) そして3年のときだ。俺と修は全国高校サッカー選手権決勝、いわゆる国立競技場に2人で立てたんだ。 ・・・ちなみに、俺は得点王だぜ。やるだろ?(修はまた最優秀だと。チクショー) 無事、子どもの頃の約束は果たされた。 そして、その後、卒業式の日に3つ目の約束をしたんだ。 『今度は2人で日本代表のユニフォーム、な!』 これは俺から言い出した約束だった。 そして今・・・。 「おい、亮輔、行くぞ。入場だ。」 俺と修は日本代表のユニフォームを着ている。 「あっ、修~!亮輔~!頑張ってね~!応援してるから!」 愛里が観客席から声を上げる。 「全く、亮輔、お前幸せもんだな。」 修が後ろから言う。全く、入場中だってのに、黙ってろよな。 「まぁ、俺が魅力的だからな。」 ・・・その後、俺と愛里は結婚した。 その時、一番暖かい拍手をしてくれたのが目の前の修だってことは言うまでもないだろうな。 「ケッ、お前にはもったいねぇよ。」 修が冗談じみて言う。 「・・・いい加減集中しようぜ。」 俺は冷やかされるのがイヤで話をそらす。 「じゃ、暴れるか。」 修が言う。 「おう!」 俺の一言で、俺達はポジションについた・・・。
どうもです。 今日の題はHOME MADE 家族の「君がくれたもの」より。 ランキング39位です。 右上のアイコンクリックお願いします! では、今日は答ですね。
答は夏色でした!
えっと、皆さん分かりますかね? 夏色。 多分、知ってると思いますけど、トップ10には入ってないんですよ。 意外な事実・・・w では、追記より本題です。
甘くないバレンタイン~男子編~ 前編
ジリリリリ。 目覚まし時計の音が1人の男を目覚めさせる。 外はいい冬晴れ、雲1つないとはこのことだ。 「ん~・・・。」 大きく伸びをしながら体を起こす。 彼の名は荒城亮輔(こうじょうりょうすけ)高校1年生だ。 今日は彼にとって大事な日になっていた。 「あぁ~、急いで準備しねぇと!」 今日は2月14日、世間ではバレンタインと呼ばれる日である。 彼は今までバレンタインには苦い思い出しかない。 甘いもの好きの彼にとってはもらえないのは悩みの1つでもあった。 しかし、彼は全くモテないということではない。どちらかというとクラスのムードメーカー的な存在で、女子とも仲良く話してる姿が見える。 それでももらえないことが逆に傷になっていた。 では、何故彼がチョコをもらえないのか、ちゃんとその理由もある。 「おい!亮輔!学校行くぞ!早くしろ!」 そとから声が聞こえる。 家の外には亮輔の幼馴染である久島修(くじましゅう) 彼はスポーツ万能、成績優秀、顔もカッコいいし、性格もいい。完璧な男だった。 彼といつも行動している彼はもう気づいている。自分には修に勝てるところがない、もらえないのは仕方ない、と。 でも、もらえないことより修と仲が悪くなるのが怖かった。だから今までにないように振舞った。 「あっ、ちょっと待ってて。」 亮輔は着替えだす。 「修~。オハヨ!」 もう1人声が加わる。 亮輔・修と幼馴染の初島愛里(はつしまあいり) 亮輔がひそかに思いを寄せている人だ。 窓から修と愛里が話しているのを見つめる。最近2人の仲が今までよりよくなっている気がする。 考えれば考えるほど自分に嫌気がさした。親友の修に嫉妬心を覚えていた。 どんなにダメだと言っても思ってしまう自分が本当に嫌になっていた。 ちょっと沈んだ表情で亮輔は扉を開ける。2人が迎える。 学校に行く途中も2人はずっと話し続ける。亮輔はその2人の少し後ろを歩くような形になっていた。 「どうしたの?元気ないんじゃないかな?」 愛里が良助に声をかける。 「いや、なんでもねぇよ?気にすんなよ!」 亮輔が元気よく返す。空元気だと自分でも分かっていた。 「あっ、そうだ!」 急に愛里が声を出して修のほうを向く。 「修、チョコ作ったんだ。受け取って欲しいかな?」 愛里が笑って言う。 手にはキッチリ包装されたチョコがあった。 「おっ?サンキュー。今思えばお前からもらうの初めてだな、幼馴染なのに。」 修も笑って受け取る。 「うん、流石に高校入ったんだし、いい加減ちゃんと作ったのをあげようと思ってさ、大切な幼馴染だしね。」 愛里が笑って答える。 16年一緒にいて一番輝いた笑顔、亮輔はそのように感じた。 「・・・じゃぁ、俺にもあるのか?」 亮輔が後ろから愛里に向けて言った。 本当は言うつもりはなかった。もしあるなら愛里は何も言わなくても渡してくれるはずだ。分かっていた。 でも、これ以上2人が話しているのを見ているのが耐えられなくなったのだ。こんな気持ちになったのは初めてだった。 「・・・なんでアタシが亮輔にもあげなきゃいけないのかな?」 愛里が冗談じみた声で言った。 声はそうだった、でも亮輔には冗談としては受け取れなかった。 「そもそも、亮輔は甘いの食べすぎだよ?ちょっとは抑えないと体が・・・」 「ウルセェ!」 亮輔は声を上げた。自分でもこんなにデカイ声が出たことに驚いていた。 周りを歩いている人たちも振り向く。 「お前だけは違うと思ってたのに・・・。」 亮輔は呟く。 精神的に苦しくなった亮輔は強がりを言う気力が残っていなかった。 「お前は違うって思ってたのに。・・・結局そのへんの女子と変わらないってことか。」 自分でも何でこんなことを喋ってるのかが分からなかった。 「えっ、亮輔、何を・・・?」 「もういいよ、ずっと仲がいい幼馴染の3人でいられると思ったんだ。それでよかったんだ。 でも、現実は甘くないってことだよな。俺は邪魔者ってことだよな。」 そう言って亮輔は2人を抜こうとする。 「ちょっと、そんな、何言ってんの?」 愛里が止めながら聞く。 「もういいって言ってんだろ!」 亮輔はそう叫ぶと愛里の手を振り払い、学校に向かって走り出していた。 (何言ってんだ俺・・・) そんな後悔を胸にしながら、1人学校へと向かった。
甘くないバレンタイン~男子編~ 後編
授業が始まっても亮輔は2人のことが頭から離れなかった。 生まれたときからずっと一緒にいた3人。 幼稚園、小学校、中学校とずっと同じクラスだった3人。 高校も同じ学校に入りまた同じクラスになる・・・と思われていたが、現実は甘くない。 修と愛里は相変わらず同じクラスだった。しかし亮輔だけは違ったのである。 勿論、いずれ別れることになるのは覚悟していた。だから亮輔は考えたのだ。 中学時代、愛里は陸上部で活躍していた。それを知っている亮輔は高校で陸上部に入ることを決意。 元々足は速いほうだったから苦にはならなかった。 しかし愛里は陸上部へは来なかった。 それどころか、修のやっている野球部のマネージャーになったのだ。修を追いかけるように。 その後、陸上部は1ヶ月で退部。帰宅部になりバイト尽くしの生活に。 学校ではそんな素振りを見せず、今までと同じように明るく過ごしていた。 「やっぱ・・・アイツらできてたんだな・・・」 2人のことを考えるだけで胸が痛くなる。 「どうしたの?珍しく元気ないね。」 クラスの女子数人が亮輔に向かって心配そうに顔を覗かせている。 「あっ、いや、全然大丈夫だぜ~!」 いつもと変わらないよう、演技を見せる。あくまで、空元気上の演技だが。 「そう!ならよかったけど。あっ、ハイ、これあげるよ。」 そう言って全員、キレイに包装されているものを差し出す。 「これって・・・。」 「チョコだよ~。同じクラスになって楽しませてもらったからミンナでって。 あっ、義理だからね、勘違いしないでよ!」 その部分の口調が強まる。 (何だよ)とちょっと悔しい思いがあった。 が、修がいなきゃ俺ももらえるんだ、と言う風に考えていた。 「おぉ~、サンキュー。俺、甘いの大好きなんだ。 こんだけもらっちゃって俺、幸せ~みたいな」 亮輔は笑って受け取る。 喜んでもらって嬉しかったのか、女子たちはそのまま笑顔を見せて廊下へと出て行く。 初めてもらえて嬉しかったはずの亮輔。しかし、心境は微妙だった。 愛里と修のことが頭から離れなかったのだ。 その後も、何人か義理チョコを受け取ったが、亮輔は素直には喜べなかった。
そのまま授業も終わり、下校時刻となった。 バイトのない亮輔はそのまま帰ろうとした。 「亮輔~!」 後ろから声がする。 振り向くと愛里が走ってやってくる。 「亮輔、久しぶりに一緒に帰ろうよ。何か、朝おかしかったし。 今掃除してるから、ちょっと待っててくれるかな?」 そういうと自分のクラスに戻っていく。 一方的に待っていてと言われた亮輔はその場に立ち尽くしていた。 じっと愛里のほうを向いていると愛里と修が話しているのが見える。凄く楽しそうな顔だ。 (・・・どうせたいしたことじゃないよな。) 耐えられなくなった亮輔は階段を降り始める。
その亮輔の姿が見えていた愛里。 (あっ、待っててっていったのに) 少し落ち着かない様子で亮輔の姿を見つめる。 その愛里を見て修が口を開く。 「・・・亮輔に言いたいことがあるんだろ? 掃除は俺がやっとくから早く行けよ。」 愛里のことをせかす。 「修・・・?」 「掃除は俺がお前の分もやっとくからさ。早く行かないと元陸上部でも追いつけなくなるぜ。」 修が愛里の背中を押し、顎で階段のほうをさす。 「・・・ありがとう。お願い。」 愛里は笑って走り出す。亮輔の元へと。 「・・・・・俺、何やってんのかな。」 修が呟く。 (まっ、あそこで行くなって言ってたら間違いなく後悔してたな。仕方ねぇか。) 修も素直になれない男である・・・。
亮輔が靴を履き替え、学校から出ようとする。 「亮輔!」 そんな時、後ろから聞き覚えのある声がした。 「全く、待っててって言ったじゃん。聞いてなかったのかな?」 そこには少し怒っている愛里の姿があった。 「・・・お前、掃除はどうしたんだよ。」 亮輔が質問する。 「あぁ、修が変わりにやってくれるって言ってたからさ、帰ってきちゃった。 大丈夫だよ、明日ちゃんとやる・・・」 「そういうことじゃねぇって!」 愛里が喋っている途中で割り込む。 急に大声を出す亮輔の姿に愛里が驚いた表情を見せる。 「・・・どうしたのかな?本当に朝から変じゃないかな?」 愛里が心配そうな顔をしながら靴を履き替える。 「・・・気づかないのかよ。お前にとってはおかしいことでもなかったのかよ。」 今までためていた思いがだんだん表に表れてきた。 もう抑えきれる状態ではなかった。 「結局、俺のことなんかどうでもよかったんだよな。同じクラスじゃなくなったくらいでこんだけ俺から離れっていくもんなんだな。」 そういうと天井を見上げる。うっすら涙を浮かべていた。 「ちょっと、何の話・・・?」 「知らなかったかもしれないけど、幼馴染って1人じゃないんだぜ。」 もう、これ以上は気持ちだけで抑えられなかった。こんなに愛里と一緒にいるのが苦しいと感じることはなかった。 愛里の答を待たないまま学校から出ようとする。 「亮輔・・・ちょっとよりたい所があるんだけどいいかな?」 亮輔は驚いて振り向く。 「2人で、よりたい所があるの。」
2人は下校途中のままある公園に向かっていた。 「懐かしいよねここ・・・。よく3人で遊んだよね。」 その公園は3人が小さかった頃によくミンナで遊んでいた、思い出の場所だった。 「変わってないな~、本当に。」 愛里が懐かしそうな表情を見せる。 その姿は今まで亮輔が見た中で最も綺麗な愛里だった。 2人の間に沈黙と風が流れる。 「・・・で、話って何?」 亮輔が沈黙を破る。 「あっ、言い忘れる所だった。」 その言葉に亮輔はこける所だった。 今までと変わらない愛里の姿がそこにいた。 クラスが変わったことで愛里が変わった、そう考えていたが自分の勘違いだったんだ、と亮輔は思っていた。 そこには仲良く3人で遊んでいた頃の愛里そのままの姿があった。 「・・・朝はゴメンね。アタシが悪かったんだね。」 愛里の表情が暗くなる。 「アタシが修にだけあげたの気にしてたんだよね・・・。ずっと3人だったのに。 でも、アタシ、まだ仲良しの3人でいたかったから。」 (えっ?) 亮輔はその言葉に最大の疑問を抱いていた。 「だったら・・・なんで修にだけなんだよ。」 結局そうやって言葉を並べてるだけなんだろ、と亮輔は思っていた。 今までの3人じゃなくしたのはお前じゃないか、と愛里にでさえ恨みの気持ちを覚えてしまっていた。 「亮輔にあげたら・・・思い伝えなきゃいけなくなりそうで・・・それを言ったら3人で・・じゃなくて亮輔と笑えなくなりそうで。」 愛里が涙を浮かべる。 愛里の涙を見るのは小3の頃、愛里の母が死んで以来だった。 あれ以来愛里は父と2人暮らし。あの日以来悲しい顔も涙も見せなかった。 もうなくしたくないから、色々つめこんでいたのかもしれない。 「お母さんだけじゃなくて亮輔も失っちゃうかもしれなかったから・・・。」 その時、亮輔は愛里の思いに気がついた。 今まで気づかなかった自分に腹がたった。愛里のことを考えてやらなかった自分が嫌になった。 「でも、伝えなきゃ結局笑えなくなるものなのかな。」 「もう、それ以上言わなくていいよ。」 亮輔が言う。 これから自分が伝えることで恩返しになるなら・・・今までのことを取り返せるなら・・・そう考えていた。 「ゴメンな、愛里のこと考えてられなかったの俺なのかもしれない。」 亮輔は続けた。 「ずっと愛里のこと気にしてるつもりだった。愛里のこと考えてるつもりだった。 でも、一番分かってなかったのが、俺だったんだな。 愛里は俺のことちゃんと考えてくれてたのに、愛里のことずっと疑ってた。 一番信じなきゃいけない幼馴染の2人を疑っていた。」 「亮輔・・・?」 愛里が涙を拭いて首を傾げる。 「俺も、怖かったんだ。愛里と同じようにな。 ずっと3人でいいと思ってたからさ。」 亮輔が空を見上げる。 今まで思ったことがよみがえる。 遊んだこと、喧嘩したこと、泣いたこと、そして思いっきり笑いあったこと。 「俺は、愛里のことが好きだ。幼馴染だからとかじゃなくて、その・・・。 普通に、1人の女の子として。」 亮輔が思いを伝える。 愛里が驚いた表情を見せる。 「亮輔・・・。」 愛里はバッグからチョコを取り出していた。 「・・・それじゃ立場が逆だよ?本来なら女子が告白する日じゃないかな?」 言いながらさっき拭いたばかりの涙がまたこぼれた。 「・・・あれから、お母さんが死んでから泣かないって決めてたの。」 愛里がボソッと呟く。 「知ってる。」 亮輔も返す。 「絶対に泣かないって、どんなときも我慢するんだって。」 「知ってる。」 「お母さんに心配かけないために、ずっと我慢してたんだ。」 「うん、知ってる。」 今までそれを支えられなくて、心が痛かったこともあった。 「でも、今日だけは・・・お母さんも、許してくれるよね。」 そう言って愛里は笑顔を見せた。 そんな愛里を見ていた亮輔。支えるのはこのときだと思った。 愛里の体をそっと抱きしめる。 「大丈夫、お前が泣いてもおばさんは心配なんかしてないよ。お前のこと愛してたんだから。信頼してるんだから。 でも、泣きたい時があったら俺が、支えてやるから。」 「亮輔・・・約束だよ。」 そう言って、先ほど取り出したチョコを差し出す。 「あぁ、約束する。」 亮輔はそれを受け取った。
「叶えたい。」 誰もがミンナ希望のドアを探してる。
どうもです! 今日の題はパワプロ13のテーマソングから取りましたw 題名とか、歌手とかは分からないっす・・・。 ランキング64位です。 右上のアイコンクリックお願いします! では、問題です。
難易度:★★★
問題 ゆずのデビュー曲はなんでしょう?
難しいとは思いますけど、多分ミンナ知ってる曲ですw では、追記より本題です。
さて。 ここ、雑談の間では皆様に交流をしてもらうため、勿論俺も交流したいと言った内容からコメントの部分を雑談掲示板として開放する事にしました。 毎週日曜日くらいに新しくします。 コメント数が増えたらやりにくくなるとは思いますが、ご了承下さい。 注意事項としては・・・ 1:荒らし等の目的で書き込まない。 2:他人の傷つく事は言わない。 の2点です。 連レス・一行レス等はOKですができるだけやらないようにしてください。 話す内容は「雑談」なので何でもOKですよ。 これによって友達増えたらいいな~と思います。 是非是非ご利用下さい・・・。
後、ここに書き込む際に、友達チャットの使える時間を書き込んでもらえたら助かります。
私の名前は浮島あやか(うきしまあやか)。 どこにでもいるような高校2年生。 特に勉強が得意ってわけでもないし、運動も部活でやってるバスケくらいしか得意なのないし。 友達もたくさん!幸せな学校生活もしてる。 勿論、普通の女子と同じように恋もしてる。その話を詳しくするのは恥ずかしいからちょっとずつね。 私は毎朝日課にしていることがある。 それは、隣の家に住んでいる幼馴染の九条暁(くじょうあきら)君を起こしに行くこと。 暁君は小さい頃に母親を亡くしている。 それ以来お父さんはずっと働いてて仕事がある平日は朝早くにでかけて夜遅くに帰ってくる多忙な生活をしている。 休みの日は1日中ず~っと寝てるの。全く、もうちょっと子どもとのコミュニケーションはないのかな~って思う時もある。 でも、たま~に早く帰って来たときにちゃんとたくさん暁君と話しているから大丈夫なのかな。 ガチャ 暁の家の扉を開ける。ちゃんと合鍵持ってるからね。 階段を登って暁君の部屋に入る。 「こら~!朝だからおきなよ!」 「あぁ?あやかか。どうした?朝っぱらから。」 暁君が髪をかきながら起き上がる。 「・・・何よ、今更。毎朝のことでしょ?」 「冗談冗談。今起きるからよ。着替えるから先降りててくれ。」 といいながら暁は立ち上がり着替えるフリをする。 「うん。朝ごはんはいつものでいい?」 「あぁ、いつもサンキューな。」 「何よ、今更。」 朝ごはんを作るのも私。最初のころは色々と大変だったけど日課になった今では軽いもの。 最近では2人同じの弁当を作ってみたりしてるんだ~・・・って何か恥ずかしい話になってきちゃったね。 う~ん、何となく気づいちゃったかもしれないけど、私の好きな人っていうのがこの暁君。 ちょっと悩んでるのが、最近暁君無償にモテてる気がする。2年生になったくらいから。 だから私も頑張ってこういう日課を大事にしようと思ってるんだ。 私は朝ごはんを並べる。同じ頃に暁君が上から降りてくる。 「おっ、今日もうまそうだな。いただきます!」 「うん、食べちゃって」 今日も楽しい1日が始まる!!!
いつか君の涙が零れ落ちそうになったら、何もしてあげられないけど少しでもそばにいるよ。
どうもです。 今日の題はゆずの「夏色」より。 ランキング102位です・・・。 また、3桁になっちゃいました。 右上のアイコンクリックお願いします!!! では、答です。
答は千葉ロッテマリーンズでした。
今年も首位争いしてます。 スゲェな・・・。 では、追記より本題です。
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